2013年12月12日

ヒヤリハット集

自然の中で活動すればかならずついてくる「危険」。
危険だから排除するのではなく、そこから学ぶという事、今の子ども達に必要な経験だと思います。

森のようちえんは基本、「見守る保育」、子どもの自主性や子ども同士での解決の力を大切にしている訳ですが、後遺症に残ってしまうような危険や命にかかわる危険は避けなければならない。そこは、見守る親達がさっと手をだせる、知識と経験が必要になってきます。

「ヒヤリハット」という言葉がありますが、これは「ひやりとした事、はっとした事」の事を言います。

活動ごとに、それぞれが感じた「ヒヤリハット」を出していただいて、ここに随時更新して行きたいと思います。

注意) 他の人が同じ危険を回避するための貴重な体験として取り扱わせていただきたいと思います。ヒヤリハットのデータを蓄積していく事が事故回避に繋がります。


・小学生の子供がたき火に足をつっこみ靴に火がつく(2013.12.9)
→すぐに靴を脱ぎ水につけた

最初に火の危険や扱い方を教えたり、火を扱う時は必ずバケツの水を用意しておくという事が必要。

・2歳の子が振り回した枝が、3歳の子の目の近くにあたる
→目ではなかったので大事にいたらない

たき火と子どもの遊んでいる場所では保育者が見守るようにする

・ナイフを1歳の子が触る
→刃の部分は触らなかったのでケガはしなかった

ナイフに限らず道具は小さい子どもの手の届かないところに置く。また、草の陰など見えない場所に置くのも踏んだりひっかかったりの事故に繋がる。

・お母さんが上の子の世話で手が離せない時に、はいはいの赤ちゃんがたき火に突進(2013.11.25)
→たき火の近くにいた人がつかまえた

子どもに危険を丁寧に話したり、まだわからない小さな子の場合は周囲が気にする、また、親が周囲に注意をお願いする。

・個人宅で体験活動中に、1歳の子たちが道路に出てしまう。
→家の人が発見し注意する

車のとおりが少ない小さな道路ではあるが、見張り役は必要

(須田)



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